2023年6月25日 （仮訳）見落とされているか誤解されている痂状地衣、Lecanora sarcopidoides Printzen, C. & Ivanovich, C. 2023. Lecanora sarcopidoides, eine übersehene oder verkannte Krustenflechte. Herzogiella. Available at: https://blam-bl.de/images/Herzogiella/Herzogiella_2023/Printzen_C.__Ivanovich_C._-_Lecanora_sarcopidoides_eine_%C3%BCbersehene_oder_verkannte_Krustenflechte.pdf [Accessed June 25, 2023] 【R3-10728】2023/6/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 同定が困難なLecanora salignaグループについて、薄層クロマトグラフィーを用いた収蔵標本の再検討を実施した。 その結果、L. albellulaと同定されていた標本が実際にはL. sarcopidoidesであった例が明らかになった。 ドイツにおいて前者は報告されてきたよりも稀な種であり、後者は逆に遥かに一般的な種であることが示された。 （その他掲載種） Lecanora sarcopidoides (A. Massal.) Hedl. 【よく似た種との区別】 Lecanora albellula ドイツに分布する 形態的に類似している（誤同定されてきた） 本種と異なり子器がしばしば青紫色という特徴を欠く 本種と子器の縁部の形状が異なる 本種と異なり子器に粉霜を伴うのではなくほとんど伴わない 本種と粉子の形態が異なる 本種と地衣成分が異なる